おはようございます。
STUDY HOUSEの後藤です。

本日は

青年期(12歳~22歳)

青年期は、子供が第二次性徴性的欲求の高まりなどによって
男性らしさや女性らしさを意識するようになると同時に、
「自分とはどんな人間か。何になりたいのか。」に関心が向くようになります。

発達課題は【同一性】です。
同一性とは、自己価値を見出していく、確信や自信のことです。

しかし、心も体も揺れ動く不安定な時期なので、
自分のことが分からなくなって混乱し、
うまく同一性を確立できないままになると、人格や情緒が安定せず、
社会にもうまく適応できなくなってしまいます。

この時期には、 「 自分で選択する(決断する) 」 と言う、
必然性が強いられていく時期でもありますので、当然、悩み事も増えていきます。
進路についての悩みを始め、異性を意識し始める初期段階でもあるので、
恋についての悩みや相談事も増えていきます。

そんな時、何でも相談できたり打ち明けられたりできる親友や友達を持つことが大切です。
そうした悩みを一つ一つ解決してゆく過程そのものが、
実は、この青年期を乗り越え、同一性を獲得してゆく上で大切な時期でもあるのです。