私は最近までプライドが高く
超面倒臭い人間でした。
けど
今はプライドって何だろう。
個性とどう違うのか。
そんなことを考えて過ごしています。
さてさて
子供らを見ていると
変なプライドを持っている子がいます。
村上んちのムサシまではいかなくても
似たようなプライド。
中学・高校の受験生に多く見られる傾向があります。
多分、親もテストの点数を見て
「〇〇君は勉強するればできる子だから、頑張りなさい!」
そう言ってきたはずなのです。
逆に
どう勉強したらいいか。
何を
どのように勉強したらいいか。
教科ごとの勉強の仕方の違いや
試験勉強までのスケジュールの立て方。
逆算した時に何がどのくらい終わって入ればいいか。
何がどのくらい身についていたらいいか。
親として教えて欲しいのです。
それは教師の役目!
とおっしゃる前に一緒にお子さんの学習支援をしませんか。
一緒に
お子さんの学習計画を作って
伴走しませんか。
作り方教えます。
STUDY HOUSEで使っているのは
上下に分かれた表を使っています。
下段がバーチカル式のタイムスケジュール。
上段が各教科・テキスト名が書けて
毎日やるべき”ページ”を記入します。
毎日やるページをどうやって決めるか。
それは
ゴールとするテスト日数をはじき出し
それまでにやり込むべき必要なテキスト全部を揃え
そのテキストの全ページ数を日数で割るのです。
中学なら学校のワークで十分です。
高校なら市販教材が必要です。
中学生が塾教材を使わずに学校ワークでも十分というのは
学校の先生は塾に通えない子のことも考えて
受験にも使える教材をチョイスしてくれているからです。
だから
中学生は学校のワークをやり込むだけで大丈夫です。
現に教科書と学校ワークの正しいやり込みで
県下一番の高校に入った友人、教え子たくさんいます。
逆に
教科書と学校ワークを疎かにして
塾の教材をやって落ちた友人、教え子もたくさんいます。
ということで
中学生は教科書と学校のワークを徹底的に
結局暗記?と思うかもしれませんが。
私が言っているのは
最終的に暗記されてしまった!
が正しいです。
何度もやります。
形を変え何度も何度もです。
やった問題の上に付箋を貼らせて
付箋最低でも3枚重ねる場合もあれば
フリクションのオレンジペンで書かせて
赤シートで隠して
家庭学習ノートに演習など。
共通しているのは
1回目のバツは「/」をつけて
2回目のバツになると「×」になり
3回目のバツになると「*」になっていくなど
バツだった問題
根拠(リーズニング)が示せない問題に「印」をつけておく。
そうすれば
1回目は全ての問題演習
↓
2回目は間違った箇所の問題演習
↓
3回目は2回目も間違った問題の演習
↓
4回目はもう一度最初から問題演習
↓
5回目は4回目の間違い箇所の演習
というサイクルになります。
長期記憶の脳内貯蔵庫に入れるためには
復習のタイミングが大切で
自宅に帰ったらすぐに見直し。
寝る直前に
さらっと見直し
起きたらすぐに
見直す。
問題演習のタイミングは
学習の直後
↓
翌日
↓
翌日から3日後
↓
3日後から7日後
↓
7日後から14日後
↓
14日後から21日後
↓
その後は1ヶ月後のサイクル
この復習ルーティーンを守ります。
これを全て学習計画に落とします。
人間は習慣に支配されます。
正しい学習習慣に支配されるためにも
最初は
目に見える学習計画表に自分の行動を乗せるのです。
それが
いつしかルーティーンになります。
もっと具体的な学習習慣の作り方については
STUDY HOUSEへ!
最後に、変なプライド持っていると
復習をバカにします。
一発で覚えた気になるからです。
人間、忘れっぽい人間です。
このことを忘れてはいけないのです。
自分はできる!
そんな有り得ないプライド捨てて
”戻り学習”に励み
復習することを怠らないでください!!