おはようございます。
STUDY HOUSEの熊田です。
スマホが及ぼす子供の影響と聞くと
「目が悪くなる」「勉強しなくなる」が先に思いつくかもしれませんが、
今回伝えたいのは
親が子供の前で使用するスマホの影響についてです。
朝食を取りながらスマホを見る。
昼食時にスマホを見る。
帰宅後スマホを見る。
夕食時にスマホを見る。
寝る前にスマホを見る。
子供だけでなく
一番近くに居てくれる家族に対しても影響はあります。
大切な家族の時間、
子供や旦那さんが、スマホばかり見ていると
あなたはどのように感じますか?
私は生徒の表情を見て日々話しかけます。
暗い顔の生徒がいると特に。
テストが近いからナーバスになっている子は
講師がサポートしてくれるので
あまり心配はありませんが、
お母さんの体調や雰囲気で落ち込んでいる子は
とても心配です。
お子様は思っている以上に
お母さん、お父さんの様子を敏感に見ています。
保護者の方の落ち込んでいる様子、何だか嬉しそうな様子
うつつを抜かす様子(何か物事に心を囚われている意味)
全て見ています。
子供頃に安心できる関係「心の安全地帯」を
体験することができないまま育ち、
その結果、自分の感情をコントロールする力や
他者を信頼する力「生きる力」を欠いたまま
成長することになってしまうのです。
例えば、お母さんが本を読んでいると子供は
「本を読んでいるんだ!」と分かりますが
スマホを操作していると、
ゲームをしているのかSNSを見ているのか
漫画を読んでいるのか、音楽を聞いているのか
ネットニュースを見ているのか
コンテンツがたくさんあるので分かりません。
コミュニケーションツールとしても使われているので
無下にすることはできませんが、
仕事や緊急のメールでもない以上、
四六時中、スマホを操作しているのは健全ではありません。
家族と向き合う以上に
大事なものがスマホにあるのでしょうか?
もし、子供よりも優先するものがあるのならば
「今、〇〇さんに連絡しなければいけないから、少し待ってね」など
伝えてあげると、安心します。
「心の安全地帯」がきちんと育つと
他者との関係も築けます。
その、「心の安全地帯」が不安な場所なまま成長し、
逃げ場の亡くなった子供達は現実から逃避し始めます。
これを心理学で「解離」と言いますが
居場所の亡くなった子供は
最悪の場合、リストカットや何らかの依存症へ発展する
ケースがあると言われています。
「私は愛されているんだ」と言う感覚を
子供に与えるのが親の役目です。
記事を最後まで読んで頂き有難うございました。
今日は土曜日です。
子供たちは学校がお休みです。
部活があるかもしれませんが
きちんと顔を見て、
いつも以上に会話を楽しんでみてください。
「お母さんね、今日ここんなことが楽しかった
悲しかった、嬉しかった」とお母さんから
感情を伝えてあげると
そう言った感情を伝えていいんだ!と感じてくれます。
私が、子供達の話を聞くよりも
一番はお母さんに聞いてもらいたいと思います。
お子さんの寂しい感情に気付いてあげてください。