埼玉には「北辰テスト」という業者テストがあります。
教員になる前の
進学塾での指導は、
この”北辰テストで如何に点数を取らせるか”に重点を置いていました。
北辰テストの作りが埼玉県高校入試にとても近く
また
北辰テストの点数が実は、、、、
私立高校入学の通行手形になるからです。
北辰テストの総合点○点以上を2回取れば「併願合格OK!」みたいな。。。
そして
単願ならば塾担当者と私立側の担当者とのパイプから、、、、OK!っ、、、、。
所変われば品変わるじゃないですが
神奈川、千葉になるとまた違う対策が必要です。
都内の偏差値65オーバーの難関私立高校対策は
北辰テストは関係ないので
えぐい対策をバンバンしていました。
個人的には偏差値34の生徒を
夏休み明け数ヶ月で偏差値66の中央大学附属高校に合格させた時の指導が一番きつかった。。。。
この時の勉強法はまた別の機会で!
さて
秋田県高校入試、、、、。
開校して2年
現場に降りて4ヶ月
研究していますが、、、
謎多き県です。
まず埼玉と違い、高校側の点数開示の幅が狭い。
そして
選考基準が全く見えない。。。。
最低合格点はわからないのは、まぁ仕方ないとしても
学校の評定がどれほど入試合格判断に反映されているのか
各学校単位でも分からない。
県教育委員会に問い合わせても
もちろん、開示してくれない。。。
例えば
埼玉の場合、勤務していた高校では
「1:1:3」や「1:1:1」という評価を見る際の
中学校時代の各学年の通知表(=評定)比重が示される。
「1:1:1」ならば
中学1年の評定から中学3年までの評定は一律同一視。
「1:1:3」ならば
中学3年生の評定を3倍にして評価するので
中学3年生の時に頑張って通知表の数字を上げた生徒は過大評価される。
この評定のウェイトと入試本番の点数が
どう評価され、合否が決まるかまで埼玉県ではオープンです。
しかもプラスポイントとして
資格取得したらポイントが付くよ!ということも含め
高校入試に関する情報を各高校から提示されている。
だから埼玉では学校説明会に参加すると
入試に向けて何をどう頑張ったら良いかが分かり、
学習計画を立てやすい!!!
秋田県内の学校説明会は
多分、
施設はどうの。
カリキュラムはどうの。
という「学校活動説明会」になっているはずです。
そのあたりは
今日から回る県内高校の教頭先生に聞いてきます。
ということで
謎が未だ多い秋田県の高校入試。
そんな中で
結果を出している塾が多いのは凄い!!! と他社さんを見て思っています。
そこでSTUDY HOUSEでは作戦を練り直しました。
となりました。
実は秋田県の中学校の先生が作るテストのレベルが高い!
教科書内容には変わりないのですが、
しっかりと秋田県の入試傾向に沿って作成している先生が多いのです。
学校名を出すのはどうかと思いましたが、、、。
特にこの2年で言うと
山王中学校の社会科のテストは群を抜いて完成度が高い。
そして今回の山王中の英語科のテストも出題の仕方のレベルが高い。
え?この先生、入試問題作成に関わっているでしょ??っていうレベルです。
かつて私も検定問題を作成していましたが
問題作成者には作成上のルール(=アウトライン)があるのですが
そのルールは問題作成に関わった人しか分からないルールになっています。
だから
教科や校種が違えでも、問題を見たら分かるのです。
具体的に言えるのは
「このテストで生徒のどんな力を見たいか問題・出題方法を通して明瞭」なのです。
話がまた逸れました。。。
ということで
秋田の高校入試が謎多き今。
我々が他社さんと同様の成果を出すためには
学校の先生が作成する秋田の高校入試を考えて作成された
レベルの高い学校単体テストをフル活用する!!
中学3年生が毎月臨む実力テスト前に
この学校の先生が作ったテストを
しっかり”やり潰す!”
出来なかった問題はもとより
出来た問題も
しっかり「根拠をもって」やり直すという
”正しい再テスト方法”で
やり潰す!!
だから
テスト終わって、
テスト問題や解答を「ポイって捨てる」のはナンセンス。
しっかりとファイリングすべきです。
そして
学習計画に
実力テスト○日前に、「中間テストの社会・〇〇分野を解き直す」
と明記するのです。
学力全国随一の県は先生のスペックがやはり高い!
だからこそ
学校の授業、学校のテストの
当たり前のことを
バカにせず、
ちゃんとやる!!
ABC理論です!!!!!!!!!!
原点回帰のSTUDY HOUSE
今日もフルストットで顔晴ります😄